Amazon CloudWatch がネイティブ OpenTelemetry メトリクスに対応
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サマリ
Amazon CloudWatch がネイティブ OpenTelemetry メトリクスに対応
PromQL クエリと従量課金を提供
カテゴリ: What's New 公開日: 2026-06-09 元記事: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-cloudwatch-otel-metrics/
要約
Amazon CloudWatchがOpenTelemetryプロトコル対応とPromQLクエリ機能を導入し、GB単位の従量課金モデルで提供されるようになりました。このアップデートは、Prometheus互換ツールを使用しており、カスタムメトリクスとAWSメトリクスを統合的に管理したいEKS利用者やObservability基盤を現代化したい組織に特に適しています。
何が変わったか
メトリクス取り込み
- OpenTelemetry Protocol(OTLP)経由でのメトリクス直接取り込みに対応
- カスタム変換ロジックやツール不要
クエリ機能
- Prometheus Query Language(PromQL)でクエリ可能
- Grafanaなどの互換ツールからのシームレスな接続
課金モデル
- GB単位の課金で、15ヶ月のストレージを提供
- 従量課金による効率的なコスト管理
統合クエリ
- カスタムOTelメトリクスと70以上のAWSサービスメトリクスを統一クエリ
- Prometheus互換のクエリAPIで連携
EKS統合
- Container InsightsでOpenTelemetryダッシュボード提供
- EKSコンソール、CloudFormation、CDK、Helmから有効化
段階的な移行
- ClassicおよびOTelメトリクスを同時にデュアルパブリッシュ
- 独自のスケジュールでアラームとダッシュボードを移行
利用可能なリージョン
- 中東を除くすべての商用AWSリージョンで利用可能
対象ユーザー
- EKS利用者: マイクロサービス環境でOpenTelemetryメトリクスを活用したい組織
- Prometheus利用者: Prometheus互換ツールからCloudWatchへの移行を検討中の組織
- Observability基盤の構築者: 複数のメトリクスソースを統一的に管理したい組織
- ハイブリッド環境: EKSとオンプレミス環境の両方でメトリクス管理が必要な組織
効果・メリット
運用効率
- メトリクスパイプラインの統一でコスト削減
- カスタムと AWS ネイティブメトリクスを統一管理
- PromQL による強力な分析
コスト最適化
- GB単位の効率的な価格体系
- エージェント不要で運用シンプル
- 自動 AWS リソースコンテキスト
インフラストラクチャの柔軟性
- EKS、オンプレミス、ハイブリッド対応
- 段階的な移行が可能
- OpenTelemetry標準による将来的な拡張性
ユースケース
EKS環境でのマイクロサービス監視
- アプリケーション(OTel SDK)とインフラメトリクスを統一管理
- Prometheus互換ツール(Grafana等)からの移行
- PromQLによる詳細な分析とアラート設定
ハイブリッド環境のObservability
- EKSとオンプレミス環境を一箇所で管理
- 環境ごとの異なる計測形式を自動統一
- クロスプラットフォームダッシュボード・アラート作成
Observability基盤の現代化
- 既存Prometheus環境からの段階的な移行
- ClassicとOTelメトリクスの共存で無停止移行
- OpenTelemetry標準化への投資
参考リンク
- AWS What's New: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-cloudwatch-otel-metrics/
- Amazon CloudWatch ドキュメント: https://docs.aws.amazon.com/cloudwatch/
- OpenTelemetry 公式: https://opentelemetry.io/