Amazon Bedrock AgentCore Memory が厳密に一貫性のあるメタデータをサポート
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サマリ
Amazon Bedrock AgentCore Memory が厳密に一貫性のあるメタデータをサポート
Amazon Bedrock AgentCore Memory now supports strictly consistent metadata for long-term memory
カテゴリ: What's New | 公開日: 2026年6月15日
概要
Amazon Bedrock AgentCore Memoryの長期メモリに、新たに「厳密に一貫性のあるメタデータ」機能が追加されました。この機能により、アプリケーションから直接メタデータ値を添付でき、LLM推論を経ずに正確に保存・管理することが可能になります。
このアップデートで何が変わったか
1. 直接メタデータ添付の実現
- 従来: メタデータ値はLLMの推論によってのみ抽出
- 現在: アプリケーションから直接メタデータ値を添付可能
2. 厳密な一貫性の保証
- メタデータキーの抽出タイプを「STRICTLY_CONSISTENT」に設定
- 短期メモリから長期メモリへの値が確実に転送
- 値の変更やLLM推論による歪みを排除
3. メタデータのグループ化ルール
- 同じメタデータ値を持つイベント: 一緒に抽出・統合
- 異なる値を持つレコード: 決してマージされない
- イベント分離による正確なメモリ管理
4. 柔軟な設定オプション
- 戦略ごとに最大3つの厳密に一貫性のあるキーを設定
- セマンティック、ユーザー設定、エピソディック戦略をサポート
- カスタムオーバーライドに対応
ユースケース
部門別スコープ検索
異なる部門のデータを独立して検索・処理できるようになります。
コンプライアンス管理
規制対象レコードと標準レコード間の厳密な境界を管理します。
マルチテナント環境
各テナントのデータが確実に独立して処理され、テナント間の混在を防止します。
効果・メリット
- ✅ データ精度向上: メタデータの精度と信頼性が向上
- ✅ 運用効率化: 複雑なメタデータ管理ロジックの簡素化
- ✅ 規制対応: コンプライアンス要件への確実な対応
- ✅ スケーラビリティ: マルチテナント環境での確実なデータ分離
- ✅ 予測可能性: メモリ統合ルールが明確
対象ユーザー
- Amazon Bedrock AgentCore Memoryを利用するエンタープライズ開発者
- 複雑なメタデータ管理が必要なAIアプリケーション開発チーム
- コンプライアンスやマルチテナント要件がある組織
利用可能なリージョン
Amazon Bedrock AgentCore Memory がサポートされているすべてのAWSリージョンで利用可能です。
詳細情報
技術仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メタデータキー型 | STRING型(必須) |
| キー定義方法 | インデックス付きキーで宣言 |
| 最大キー数 | 戦略ごとに3つまで |
| 共存対応 | LLM推論キーとの共存が可能 |
設定方法
- メモリリソース上にメタデータスキーマを定義
- 抽出タイプを「STRICTLY_CONSISTENT」に設定
- インデックス付きキーを宣言
- アプリケーションでメタデータ値を直接提供
参考リンク
- AWS What's New: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/05/agentcore-memory-scmetadata
- Amazon Bedrock ドキュメント: https://docs.aws.amazon.com/bedrock/
- AgentCore Memory API Reference: https://docs.aws.amazon.com/bedrock/latest/APIReference/