AWS SAM が WebSocket API をサポート
スライド
サマリ
AWS SAM now supports WebSocket APIs for Amazon API Gateway
カテゴリ: What's New 公開日: 2026-05-05T18:31:00 元記事: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/05/aws-sam-websocket-apis-api-gateway/
要約
AWS SAM が WebSocket API サポートを追加し、SAM テンプレートで最小限の設定で WebSocket API を定義できるようになりました。これにより、リアルタイムアプリケーション開発が簡素化され、IAM 権限などの一般的な問題のデバッグが容易になります。
詳細
AWS SAM(Serverless Application Model)が Amazon API Gateway の WebSocket API をサポートするようになりました。
SAM テンプレートで最小限の設定で完全な WebSocket API を定義できるようになりました。
これまで SAM は WebSocket API をサポートしていなかったため、AWS CloudFormation で基盤となるリソースをすべて手動で設定する必要がありました。
SAM がテンプレートから必要なリソースと権限を自動生成するため、Lambda 関数の IAM 権限不足などの一般的な問題のデバッグが容易になりました。
この新しいリソースは、IAM 認可、Lambda 認可、カスタムドメイン、RouteSettings、Models、StageVariables など、API Gateway WebSocket API と同等の機能を提供しています。
Globals サポートにより、複数の WebSocket API 間で共通設定を共有できます。
$connect、$disconnect、$default ルートと、アプリケーションが必要とするカスタムルートの Lambda 関数ハンドラーを指定することで、ルートを定義できます。
SAM が各ルートの統合と権限を自動的に設定します。
認可、ステージ設定、カスタムドメインをリソース定義内で直接設定できます。
チャット、ライブダッシュボード、AI/LLM ストリーミング、IoT などのリアルタイムアプリケーションに対応しています。
主な利点
開発の簡素化
- SAM テンプレートで WebSocket API を最小限の設定で定義可能
- IAM 権限やリソース統合を自動生成
- 手動設定によるエラーを排除
運用の効率化
- IAM 権限不足などの一般的な問題のデバッグが容易
- Globals サポートで共通設定を共有
- 複数の WebSocket API を効率的に管理
エンタープライズ機能
- IAM 認可、Lambda 認可
- カスタムドメイン
- RouteSettings、Models、StageVariables
- API Gateway WebSocket API との機能パリティ
対応するユースケース
- チャットアプリケーション: リアルタイムメッセージング
- ライブダッシュボード: リアルタイムデータ可視化
- AI/LLM ストリーミング: 生成結果の段階的配信
- IoT プラットフォーム: センサーデータのリアルタイム配信
- コラボレーションツール: マルチユーザーリアルタイム連携
- 金融取引プラットフォーム: リアルタイム相場配信
技術的なポイント
- 新リソースタイプ: AWS::Serverless::WebSocketApi
- ルート: $connect、$disconnect、$default、カスタムルート
- 認可方式: IAM 認可、Lambda 認可
- 設定: 認可、ステージ設定、カスタムドメインをリソース定義内で直接設定
- Globals: 複数の WebSocket API 間で共通設定を共有